フィンランド渡航2日前
昔に比べてこの5年間は、自分の中では変化の少ない期間だった。
いや、客観的に見ればいろいろなことが起きた。
- 大企業退職
- スタートアップ参画
- 起業
- 結婚
- 子ども誕生
- 東京から伊豆へ引っ越し
- 事業売却から売却先での役員としての参画
客観的なイベントと自分の感じ方には大きく差があるということだろう。
明らかに大企業にいたころや留学中のころの方が自分の中での変化は大きかった。
それは常に圧倒的な不能感を感じていたからだ。
当時の自分は何もできなかった。何もできていないことが不甲斐なかった。
言い換えると、それは自分が環境を変え、周りの人を変え、アンコンフォータブルな場所に自分を置いているが故の結果だった。今はそれが乏しい。
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、
二番目は住む場所を変える、
三番目は付き合う人を変える、
この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前 研一(経営コンサルタント)|時間とムダの科学
学生の頃に出会った大前さんの言葉だ。僕はそれ以来これらを意識して行動してきた。
コンフォータブルゾーンにいる自分に変化をつけるためには、まずは環境を変える必要がある。
今週水曜日からフィンランドに行く。2か月間の滞在だ。
もっともっと自分を追い込む必要がある。住む場所を変え、付き合う人を変え、時間配分を変える。4歳の娘に負けないぐらい、人生の成長カーブの角度を上げ、2022が最も苦しく充実した年だったと言えるように。